乾坤坊良斎(読み)けんこんぼう りょうさい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「乾坤坊良斎」の解説

乾坤坊良斎 けんこんぼう-りょうさい

1769-1860 江戸時代後期の講釈師
明和6年生まれ。家業貸本屋から初代三笑亭可楽の門にはいって落語家菅良助となり,のち講釈師に転じる。創作も得意で,「笠森お仙」「切られ与三郎」などの講談をのこし,合巻も手がけた。万延元年8月13日死去。92歳。江戸出身。通称は梅沢屋良助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android