乾新兵衛(読み)いぬい しんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「乾新兵衛」の解説

乾新兵衛 いぬい-しんべえ

1862-1934 明治-昭和時代前期の実業家
文久2年2月24日生まれ。兵庫県の酒造業者乾家につとめ,婿養子となる。神戸金融業をおこす。日露戦争時に海運業に進出して成功,第一次大戦で巨利をえた。明治42年神戸信託社長。昭和8年乾汽船を設立した。昭和9年11月4日死去。73歳。摂津八部(やたべ)郡(兵庫県)出身旧姓前田本名鹿蔵

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android