事代(読み)ことしろ

精選版 日本国語大辞典 「事代」の意味・読み・例文・類語

こと‐しろ【事代】

〘名〙 (「こと」は言葉、「しろ」はここでは神の代わりの意) 神の託宣を伝えること。また、その者。
書紀(720)神功摂政前三月(北野本南北朝期訓)「天(あめ)に事代(コトシロ)(そら)に事代(コトシロ)玉籤入彦(いりひこ)(いつ)の事代(コトシロ)の神(かみ)(あ)りと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「事代」の意味・読み・例文・類語

こと‐しろ【事代】

神の託宣を伝えること。また、その者。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android