事務工場(読み)じむこうじょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「事務工場」の意味・わかりやすい解説

事務工場
じむこうじょう

一見工場のような事務所。データ処理センターともいう。事務所は元来,工場とは異なった方法で作業場を形成していたが,事務の機械化が進むにつれて機械が中心のレイアウトになったため,机やロッカー配置は次第に変化し,タイプライタ会計機,パンチマシンが集中する部屋やコンピュータ室など,工場の生産工程に似てきた。そこでこのように変化した事務所を従来の事務所に対して,事務工場と呼んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android