二世安楽(読み)にせあんらく

精選版 日本国語大辞典 「二世安楽」の意味・読み・例文・類語

にせ‐あんらく【二世安楽】

〘名〙 現世の安穏と来世極楽往生。現世と来世に安楽を得ること。
平家(13C前)五「二世安楽の大利を勤行せんと乞勧進帳」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android