二度・再(読み)ふたたび

精選版 日本国語大辞典 「二度・再」の意味・読み・例文・類語

ふた‐たび【二度・再】

〘名〙
① 同じ動作状態の重なることをいう。再度。副詞的にも用いる。
万葉(8C後)五・八九一「一世には二遍(ふたたび)見えぬ父母を置きてや長く吾(あ)が別れなむ」
順番としての第二をいう。二番目。二遍目。
源氏(1001‐14頃)葵「ふたたひの御祓へのいそぎ、とり重ねてあるべきに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android