二束三文・二足三文(読み)にそくさんもん

精選版 日本国語大辞典 「二束三文・二足三文」の意味・読み・例文・類語

にそく‐さんもん【二束三文・二足三文】

〘名〙 (金剛ぞうりが二足三文の値であったところからという) 値段がきわめて安いこと。捨て売りにする値段。また、品物をまとめて安く投げ売りするときなどにいう。
咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下「二そく三もんする物を三十とるは雪駄(せった)大夫か」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android