二綾(読み)ふたあや

精選版 日本国語大辞典 「二綾」の意味・読み・例文・類語

ふた‐あや【二綾】

〘名〙 二色の糸で織った綾織物
万葉(8C後)一六・三七九一「稲置丁女(いなきをとめ)が 妻問ふと 我れに遣(おこ)せし をちかたの 二綾(ふたあや)下沓(したぐつ)

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デジタル大辞泉 「二綾」の意味・読み・例文・類語

ふた‐あや【二×綾】

2色の糸で織った綾。
彼方をちかたの―裏沓したぐつ」〈・三七九一〉

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