二食(読み)にじき

精選版 日本国語大辞典 「二食」の意味・読み・例文・類語

に‐じき【二食】

〘名〙 (「じき」は「食」の呉音)
二度食事。また、一日に食事を二度だけすること。にしょく。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)四「そのくにの衆生は、つねに二食(シキ)をもてせん」
仏語仏法を聞く功徳を法喜食、仏法を修する功徳を禅悦食と食事にたとえていう。
空華日用工夫略集‐嘉慶二年(1388)三月一四日「正月以来、不飲食、吾別有二食。不汝等進

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デジタル大辞泉 「二食」の意味・読み・例文・類語

に‐じき【二食】

二度の食事。また、1日に2回だけ食事をとること。

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