五味保義(読み)ごみ やすよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「五味保義」の解説

五味保義 ごみ-やすよし

1901-1982 大正-昭和時代の歌人
明治34年8月31日生まれ。五味智英(ともひで)の兄。島木赤彦,土屋文明(ぶんめい)に師事。昭和16年歌集「清峡」を刊行,アララギ派の新進歌人として注目される。戦後,「アララギ」の編集発行人となり,同誌の再建につとめた。46年歌集「病間(びょうかん)」などにより若山牧水短歌文学大賞。昭和57年5月27日死去。80歳。長野県出身。京都帝大卒。
格言など】もの言はぬ男となりてわが居れば世の常人はもの多くいふ(「病間」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android