五行の構え(読み)ごぎょうのかまえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「五行の構え」の意味・わかりやすい解説

五行の構え
ごぎょうのかまえ

剣道で,上段中段下段八相 (はっそう) ,脇の五つの構えのこと。相手攻撃に対して最も有効に自分を防ぎ,かつ相手を攻撃することのできる代表的な構えとされる。競技化された現代剣道では,八相と脇の構えは規定部位を打突するには不都合なため使われなくなった。最も多く使われているのは,攻防に都合がよい中段 (正眼) の構えである。

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