井底の蛙(読み)せいていのかわず

精選版 日本国語大辞典 「井底の蛙」の意味・読み・例文・類語

せいてい【井底】 の 蛙(かわず・かえる)

識見の狭い人をたとえていう。井の内のかわず。井蛙(せいあ)
本朝無題詩(1162‐64頃)四・初夏雨中即事〈中原広俊〉「仁恩独隔山中木、徳沢未覃井底蛙」 〔後漢書‐馬援伝〕

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デジタル大辞泉 「井底の蛙」の意味・読み・例文・類語

井底せいていかわず

知識や考えが狭くて、他にもっと広い世界のあることを知らない者をあざけっていう語。井蛙せいあ。井の中のかわず

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故事成語を知る辞典 「井底の蛙」の解説

井底の蛙

[参照] 井の中の蛙、大海を知らず

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