井鳥巨雲(読み)いとり きょうん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井鳥巨雲」の解説

井鳥巨雲 いとり-きょうん

1650-1721 江戸時代前期-中期の剣術家。
慶安3年生まれ。井鳥景雲(けいうん)の父。仙台藩士氏家五郎右衛門の子。江戸にすみ,同藩の樋口(ひぐち)元雲に弘(こう)流をまなび,無住心剣(むじゅうしんけん)流の小田切一雲の影響をうけ,雲弘流をおこす。延宝7年仙台藩を辞し,土器(かわらけ)町(港区飯倉(いいぐら)町)に道場をひらいた。享保(きょうほう)6年11月死去。72歳。名は為信(ためのぶ)。初号は元風。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android