亥中の月(読み)イナカノツキ

デジタル大辞泉 「亥中の月」の意味・読み・例文・類語

いなか‐の‐つき〔ゐなか‐〕【×亥中の月】

陰暦20日の夜の月。更け待ち月。はつかづき。いなかづき。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「亥中の月」の意味・読み・例文・類語

いなか【亥中】 の 月(つき)

(亥の刻(午後九時~一一時頃)東天に上ることから) 陰暦二〇日の夜の月。亥中月。更待月(ふけまちづき)。はつかの月。《季・秋》
浮世草子・国姓爺明朝太平記(1717)五「廿日亥中(イナカ)の月白く」

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