享保金(読み)きょうほうきん

精選版 日本国語大辞典 「享保金」の意味・読み・例文・類語

きょうほう‐きん キャウホウ‥【享保金】

〘名〙 江戸時代、享保年間(一七一六‐三六発行大判小判および一分金総称
中外新聞‐慶応四年(1868)閏四月二六日「享保金(小判一分)四百七十六匁 九百三十両一分二朱」

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デジタル大辞泉 「享保金」の意味・読み・例文・類語

きょうほう‐きん〔キヤウホウ‐〕【享保金】

江戸幕府の鋳造した、正徳5年(1715)から通用の小判・一分判、享保10年(1725)から通用の大判の3種の金貨の総称。元禄・宝永年間に鋳造された悪貨による悪影響を是正するために改鋳されたもので、慶長金とほぼ同品位。

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