京セラ(読み)きょうセラ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「京セラ」の意味・わかりやすい解説

京セラ
きょうセラ

セラミックスメーカー。 1959年京都セラミツクとして設立ニューセラミックス (→ファインセラミックス ) の総合メーカーとして成長,1982年現社名に変更。翌 1983年ヤシカを合併し光学機器に進出。 ICパッケージなどの半導体部品,レーザープリンタなどの電子機器,切削工具などのセラミックス応用品などを製造する。 1990年代から通信情報機器関連がマルチメディア化の流れに乗って急成長。 KDDI筆頭株主。売上構成比は,通信機器 25%,半導体部品 24%,電子部品 19%,光学精密機器3%,その他 30%。年間売上高 7253億 2600万円 (SEC方式。うち輸出 36%) ,資本金 1157億 300万円,従業員数1万 3759名 (1999) 。

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「京セラ」の解説

京セラ

正式社名「京セラ株式会社」。英文社名「KYOCERA CORPORATION」。電気機器製造業。昭和34年(1959)「京都セラミツク株式会社」設立。同57年(1982)現在の社名に変更。本社は京都市伏見区竹田鳥羽殿町。総合電子部品会社。セラミックコンデンサーやLSI用セラミックパッケージなどセラミック関連製品に強み。通信・情報機器も手がける。東京証券取引所第1部・ニューヨーク証券取引所上場。証券コード6971。

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