京極秀詮(読み)きょうごく ひであき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京極秀詮」の解説

京極秀詮 きょうごく-ひであき

?-1362 南北朝時代の武将
京極秀綱(ひでつな)の長男。京極氏詮(うじあき)の兄。左衛門尉(さえもんのじょう)・検非違使(けびいし)。延文5=正平(しょうへい)15年祖父佐々木(京極)高氏(たかうじ)が摂津守護に就任すると,弟とともに摂津に派遣される。南朝方の楠木正儀(まさのり),和田(にぎた)正武らを摂津渡辺(大阪府)にむかえうち,康安2=正平17年8月22日伏兵にあって敗死した。通称は太郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android