京極高備(読み)きょうごく たかまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京極高備」の解説

京極高備 きょうごく-たかまさ

1757-1835 江戸時代後期の大名
宝暦7年4月22日生まれ。京極高久(たかひさ)の子。文化5年丹後(京都府)峰山藩主京極家7代となる。大番頭(おおばんがしら),若年寄をつとめた。父の遺志をつぎ,8年讃岐(さぬき)金刀比羅(ことひら)宮の分霊を峰山にまつり,小象山金刀比羅大権現と称した。天保(てんぽう)6年5月3日死去。79歳。

京極高備 きょうごく-たかよし

1873-1933 明治-昭和時代前期の軍人,華族
明治6年7月生まれ。もと讃岐(さぬき)(香川県)多度津(たどつ)藩主京極高典(たかまさ)の次男日清(にっしん)・日露戦争に従軍し,陸軍騎兵中尉。明治39年子爵,43年貴族院議員。昭和8年10月25日死去。61歳。学習院高等科卒。幼名は於菟吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android