京極高典(読み)きょうごく たかまさ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「京極高典」の解説

京極高典 きょうごく-たかまさ

1836-1906 幕末大名
天保(てんぽう)7年10月19日生まれ。京極高宝の次男。伯父京極高琢(たかてる)の養嗣子となり,安政6年讃岐(さぬき)(香川県)多度津(たどつ)藩主京極家6代。元治(げんじ)元年朝廷から日之御門警衛を命じられる。慶応4年高松藩征討の軍に参加。明治17年子爵。23年貴族院議員。明治39年1月14日死去。71歳。幼名は於菟之助。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の京極高典の言及

【研究会】より

…子爵議員を中心とする貴族院内最大の院内団体で,1891年11月に結成され,1947年3月の帝国議会の終幕まで存続した。結成当時の幹部は,伯爵大原重朝,子爵京極高典,同加納久宜,同山内豊誠,同鍋島直虎,同堀田正養で,1892年11月の第4議会開会当時には70名の議員を擁していた(侯爵1,伯爵6,子爵26,男爵10,勅選12,多額納税者15)。同会は92年7月に選挙母体として尚友会を組織したが,伯・子・男三爵議員の互選が完全連記制であったために,補欠選挙や総改選のたびに,この尚友会は威力を発揮した。…

※「京極高典」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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