京都銀行[株](読み)きょうとぎんこう

百科事典マイペディア 「京都銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

京都銀行[株]【きょうとぎんこう】

京都府を地盤とする地銀上位行で京都府の指定金融機関。1936年大蔵省の勧奨によって丹波・丹後地区の4行が合併し,両丹銀行が誕生。1941年さらに両丹・宮津・丹後商工・丹後産業銀行が合併し,丹和銀行を設立。1943年京都大内銀行(1883年創業)を安田銀行(後の富士銀行)と分割買収し,県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。1951年現社名に改称。高度成長期に〈都市型地銀〉を目指し,近畿圏の地銀トップに躍進した。地元の中小企業に強く,その育成にも力を注いでいる。本店京都。2011年資本金421億円,2011年3月期経常収益1243億円。売上構成(%)は,中小企業等向け73,住宅・消費者向け35。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android