人を見て法を説け(読み)ひとをみてほうをとけ

精選版 日本国語大辞典 「人を見て法を説け」の意味・読み・例文・類語

ひと【人】 を 見(み)て法(ほう)を説(と)

(「法華経方便品」の「以万億方便宜而説法」などによる) 相手によって、それにふさわしい助言をするべきである。相手によって臨機応変処置をとることが必要である。人(にん)を見て法説け。
※人情本・花の志満台(1836‐38)四「人(ヒト)を見(ミ)て法(ハフ)を説(ト)けとやらで、彼の人達が其様なことを為る人か仕ねえ人か、お前も大概察して見なせえ」

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デジタル大辞泉 「人を見て法を説け」の意味・読み・例文・類語

にんほう

ひとを見て法を説け

ひとほう

相手の人柄能力を見て、それにふさわしい助言をすべきである。にんを見て法を説け。

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ことわざを知る辞典 「人を見て法を説け」の解説

人を見て法を説け

[参照] 人を見て法説け

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