仁科信盛(読み)にしなのぶもり

世界大百科事典(旧版)内の仁科信盛の言及

【仁科氏】より

…平安末期から戦国時代にかけて,信濃国安曇郡仁科御厨(現,大町市)を中心とした地域を根拠とした武士の一族。出自は平氏とするのが一般的であるが,ほかにもいくつかの説がある。信濃土着の時期については不明であるが,治承・寿永の内乱に際して,太郎盛弘,次郎盛家らが木曾義仲の軍に従っており,この時期には信濃に土着していたことが知れる。盛家の子盛遠は後鳥羽院に仕え,1221年(承久3)承久の乱に京方として参戦し戦死した。…

※「仁科信盛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android