仁覚(読み)にんかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仁覚」の解説

仁覚 にんかく

1045-1102 平安時代中期-後期の僧。
寛徳2年生まれ。源師房(もろふさ)の3男。天台宗慶範(けいはん),明快(みょうかい)らにまなび,惟範(ゆいはん)に灌頂(かんじょう)をうける。園城寺(おんじょうじ)平等院,比叡山(ひえいざん)無動寺などの検校(けんぎょう)をへて寛治(かんじ)7年天台座主(ざす)となる。嘉保(かほう)3年大僧正。康和4年3月28日死去。58歳。号は一乗坊。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android