今泉雄作(読み)いまいずみ ゆうさく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今泉雄作」の解説

今泉雄作 いまいずみ-ゆうさく

1850-1931 明治-大正時代の美術史家。
嘉永(かえい)3年6月19日生まれ。明治10年パリに留学,ギメ美術館で東洋美術を研究。帰国後,岡倉天心らと東京美術学校(現東京芸大)の創立にくわわる。のち京都市立美術工芸学校長,帝室博物館美術部長,大倉集古館長などを歴任。昭和6年1月28日死去。82歳。江戸出身。名は彰。字(あざな)は有常。号は文峰,也軒,常真居士など。著作に「君台観左右帳記考証」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android