仏界(読み)ブッカイ

デジタル大辞泉 「仏界」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐かい【仏界】

仏が住む世界浄土
十界の一。諸仏の心的境界

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仏界」の意味・読み・例文・類語

ぶっ‐かい【仏界】

〘名〙 仏語
① 仏が住み、教えを説いて教化する世界。仏土。浄土。
※観智院本三宝絵(984)序「仏界皆喜給ひ、魔軍は悉振ふ」
② 十界の一つ。仏の境界。仏の悟りと救いの境地
※米沢本沙石集(1283)一〇末「十界とは地獄餓鬼・畜生・修羅・人・天・たた(しゃうもん)・縁覚菩薩・仏界(フッカイ)是也」 〔梵網経‐上〕

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普及版 字通 「仏界」の読み・字形・画数・意味

【仏界】ふつかい

諸仏の世界。

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