他阿尊覚(読み)たあ そんかく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「他阿尊覚」の解説

他阿尊覚 たあ-そんかく

1819-1903 江戸後期-明治時代の僧。
文政2年9月5日生まれ。時宗。摂津兵庫真光寺,京都七条学寮でまなぶ。越後(えちご)(新潟県)高田称念寺,京都法国寺の住持をへて江戸浅草学寮の学頭をつとめる。廃仏毀釈(きしゃく)の際,仏教界の動揺をしずめることにつとめた。明治22年藤沢清浄光寺(しょうじょうこうじ)住持となり,遊行上人61世をついだ。明治36年6月28日死去。85歳。越後出身。俗姓風間。別号に大善,而染。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android