(読み)ずき

精選版 日本国語大辞典 「付」の意味・読み・例文・類語

ずき づき【付】

〘名〙 捕吏。刑事。また、犯罪を気づかれること。逃亡した罪人に対する警察からの手配。盗賊仲間で用いる語。→ずきが回る
歌舞伎曾我梅菊念力弦(1818)二幕「アノ水死どういふ訳か知らねえが、そんならヅキが」
※歌舞伎・菊宴月白浪(1821)八段目「『や、それをどこから聞き出して』『もしや、づきでも』」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「付」の意味・読み・例文・類語

ふ【付】[漢字項目]

[音](呉)(漢) [訓]つける つく
学習漢字]4年
物を手渡す。授け与える。「付与下付還付給付交付納付配付返付
ぴったりとくっつける。添えつける。つく。「付加付近付言付随付設付箋付則付属付帯付着付録貼付ちょうふ・てんぷ添付
よせる。届ける。「回付寄付送付
他にゆだねる。任せる。「付託委付
[補説]1が本義であるが、古くから「」と通用する。
[名のり]とも
難読付子ぶし付子ぶす

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