仙禽(読み)センキン

デジタル大辞泉 「仙禽」の意味・読み・例文・類語

せん‐きん【仙×禽】

仙界にいるという霊鳥
別名

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仙禽」の意味・読み・例文・類語

せん‐きん【仙禽】

〘名〙
① 仙界に住むという霊鳥。
※江吏部集(1010‐11頃)中・李部大卿述沈滞懐忝賜玉章、問声相応敢押本韻「仙禽熨翮期千里、碩鼠蔵身謝五能」 〔劉禹錫‐飛鳶操〕
② 鶴の異名
本朝無題詩(1162‐64頃)二・山家雪中排戸眺望〈略〉樵夫過門〈藤原周光〉「禅客月帰隣寺晩、仙禽浪宿野塘深」
※あやしやな(1889)〈幸田露伴〉一〇「白雲常にただよふて仙禽(センキン)の囀り耳に新らしき高嶺洞穴(ほらあな)に」 〔冷斎夜話‐巻九〕

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[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「仙禽」の解説

せんきん【仙禽】

栃木日本酒。酒名は、「鶴」を意味する古語で、長寿の鳥にあやかり命名。伝統的な木桶仕込みで酒を醸す。純米大吟醸酒純米吟醸酒、吟醸酒、純米酒がある。平成2、3、7、8、22年度全国新酒鑑評会で金賞受賞。原料米は亀の尾、とちぎ酒14、山田錦など。仕込み水は鬼怒川伏流水蔵元の「仙禽酒造」は文化3年(1806)創業。所在地はさくら市馬場。

出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報

普及版 字通 「仙禽」の読み・字形・画数・意味

【仙禽】せんきん

仙鶴

字通「仙」の項目を見る

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デジタル大辞泉プラス 「仙禽」の解説

仙禽(せんきん)

栃木県、株式会社せんきんの製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。

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