代知(読み)だいち

精選版 日本国語大辞典 「代知」の意味・読み・例文・類語

だい‐ち【代知】

〘名〙 江戸時代大名家臣上地(あげち)、または公収された采地の代わりに与えられる知行、またその知行所。「かわりち」ともいう。
財政経済史料‐財政・領地及知行・大名領地・元祿一一年(1698)三月「知行割示合覚 〈略〉一 上け知に山林等又は所務に成候目立候納物於之は、代知にも其心得を以割合可申候」

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デジタル大辞泉 「代知」の意味・読み・例文・類語

だい‐ち【代知】

江戸時代、大名・家臣などの知行所を代えること。また、代わりに与えられる知行所。

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