仮枕(読み)かりまくら

精選版 日本国語大辞典 「仮枕」の意味・読み・例文・類語

かり‐まくら【仮枕】

〘名〙
謡曲・笠卒都婆(1430頃)「夢のごとくに仮枕、夢のごとくに仮枕、傾く月の夜もすがら」
※新古今(1205)羇旅・九六一「ふし侘びぬしののをざさのかり枕はかなの露や一夜ばかりに〈藤原有家〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「仮枕」の意味・読み・例文・類語

かり‐まくら【仮枕】

仮寝かりね」に同じ。
ふしびぬしの小笹をざさの―はかなの露や一夜ばかりに」〈新古今・羇旅〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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