伊予の湯桁(読み)いよのゆげた

精選版 日本国語大辞典 「伊予の湯桁」の意味・読み・例文・類語

いよ【伊予】 の 湯桁(ゆげた)

伊予国愛媛県道後温泉の湯の周囲に渡した桁(けた)。その多さから、数の多いもののたとえにいう。
源氏(1001‐14頃)空蝉「およびをかがめて、とを、はた、みそ、よそなどかざふるさま、いよのゆげたもたどたどしかるまじうみゆ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android