伊藤きん(読み)いとう きん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤きん」の解説

伊藤きん いとう-きん

1846-1915 明治時代の料亭主。
弘化(こうか)3年8月13日生まれ。もとは源氏名鳰鳥(におどり)という江戸吉原の花魁(おいらん)。明治17年東京築地に料亭新喜楽をひらく。日露戦争開戦のとき,首相桂太郎に贅沢(ぜいたく)をいましめた話がのこる。大正4年4月14日死去。70歳。江戸出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android