伊藤柳枝(読み)いとう りゅうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤柳枝」の解説

伊藤柳枝 いとう-りゅうし

?-? 江戸時代中期の浄瑠璃(じょうるり)作者,歌舞伎作者。
元禄(げんろく)末から京都で浄瑠璃太夫宇治加賀掾(かがのじょう),野田若狭(わかさ)の作者となる。享保(きょうほう)末に歌舞伎作者に転じ,元文(1736-41)のころ活躍。名は流枝とも。著作に「宇治頼政歌道扇」(浄瑠璃),「八幡太郎伝授の鼓」(歌舞伎)など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android