伊集院静(読み)イジュウインシズカ

デジタル大辞泉 「伊集院静」の意味・読み・例文・類語

いじゅういん‐しずか〔イジフヰンしづか〕【伊集院静】

[1950~2023]小説家山口の生まれ。本名、西山忠来ただき広告代理店でヒットCMを連発し、脚光を浴びる。流行歌の作詞家としても活躍。「受け月」で直木賞受賞。他に「乳房」「機関車先生」「三年坂」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊集院静」の解説

伊集院静 いじゅういん-しずか

1950- 昭和後期-平成時代の小説家。
昭和25年2月9日生まれ。広告代理店にはいる。2年後フリーとなり,CMディレクター,コンサート演出,作詩などに活躍。昭和63年から文筆に専念し,平成3年「乳房」で吉川英治文学新人賞,4年「受け月」で直木賞,14年「ごろごろ」で吉川英治文学賞。現代の男女の世界をえがいて定評がある。27年「ノボさん 小説 正岡子規夏目漱石」で司馬遼太郎賞。山口県出身。立大卒。本名は西山忠来(ただき)。作品はほかに「機関車先生」「羊の目」など。

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