伏波山(読み)ふくはざん

世界の観光地名がわかる事典 「伏波山」の解説

ふくはざん【伏波山】

中国の広西チワン族自治区桂林(けいりん)(コイリン)を縦断する漓江(りこう)(リージャン西岸にある奇峰。山の周辺は公園になっており、山を横切っている鍾乳洞(還珠洞)の中にはかつての有名な書家旅人が残した詩が刻まれている岩場がある。宋代には、南側に所思亭や正夏堂などが建てられ、現在も南麓には小さな庭園臨江閣回廊茶室などが設けられている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android