精選版 日本国語大辞典 「伏角」の意味・読み・例文・類語
ふっ‐かく フク‥【伏角】
ふく‐かく【伏角】
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翻訳|inclination
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[地磁気の3成分と極]
さて,地磁気はベクトル量なので三つの成分で表す必要がある。南北(X)成分,東西(Y)成分,鉛直(Z)成分の組合せを使うのが単純であるが,通常,地理的北からのずれの角度である偏角D,水平からの傾きの角度である伏角I,全磁力Fまたは水平方向の大きさである水平分力Hの3成分で表すことが多い(図1)。 磁気コンパスの指す方向が真の北とずれていることは早くから知られており,コロンブスが大西洋を横断してアメリカ大陸を発見した際にも,地磁気の偏角が場所場所で異なることを彼自身が記録している。…
※「伏角」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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