休業損害(読み)キュウギョウソンガイ

デジタル大辞泉 「休業損害」の意味・読み・例文・類語

きゅうぎょう‐そんがい〔キウゲフ‐〕【休業損害】

給与所得者・事業所得者などが、事故などで仕事を休んだために得られなかった給与やその期間の減収分。

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保険基礎用語集 「休業損害」の解説

休業損害

事故の被害者がケガの治療中、お仕事を休まれて、収入減少した損害のことです。対人賠償保険では収入の減少を証明する書類を被害者の方に提出いただき休業損害をお支払いします。また、人身傷害保険では、傷害を被られた被保険者の休業損害について支払います。

出典 みんなの生命保険アドバイザー保険基礎用語集について 情報

損害保険用語集 「休業損害」の解説

休業損害

給与所得者、事業所得者など有職者が事故により仕事に従事できず、その休んだ期間の給与あるいは収入の減少額をいいます。

出典 自動車保険・医療保険のソニー損保損害保険用語集について 情報

世界大百科事典(旧版)内の休業損害の言及

【逸失利益】より

…現実的損害が被害者・債権者の現に保持している財産の喪失を意味するのに対して,逸失利益は不法行為・債務不履行がなければ被害者・債権者が本来取得しえたはずの財産上の利益の喪失を意味する。たとえば,交通事故において被害者が着ていた洋服に受けた損傷は現実的損害であるのに対して,被害者が負傷を治療するため一定期間仕事を休まざるをえなかったことによる所得の喪失は逸失利益に該当する(休業損害)。また,債務不履行の分野では,商品の買主がこれを他へ高価に転売する予定であったところ売主が商品を期日に引き渡さなかったため,予定どおりに転売できなかったことによる損失も逸失利益に該当する(転売利益の喪失。…

※「休業損害」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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