伝九郎染(読み)デンクロウゾメ

デジタル大辞泉 「伝九郎染」の意味・読み・例文・類語

でんくろう‐ぞめ〔デンクラウ‐〕【伝九郎染】

太申染たいしんぞめ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝九郎染」の意味・読み・例文・類語

でんくろう‐ぞめ デンクラウ‥【伝九郎染】

〘名〙 江戸時代宝暦一七五一‐六四)から明和一七六四‐七二)頃にかけて流行した染め模様一つ。二代目中村伝九郎が、材木屋和泉屋甚助(号は太申)の篆書太申染舞台で着たところから、太申染をいう。〔随筆・賤のをだ巻(1802)〕

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