伝受(読み)デンジュ

デジタル大辞泉 「伝受」の意味・読み・例文・類語

でん‐じゅ【伝受】

[名](スル)伝え受けること。伝授してもらうこと。「師から奥義おうぎ伝受する」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝受」の意味・読み・例文・類語

でん‐じゅ【伝受】

〘名〙 伝え受けること。伝授されること。
吾妻鏡‐建久四年(1193)一〇月七日「宮人曲、付一事、伝受之由申之」
平家(13C前)二「真言秘法を伝受せさせましましけるが」 〔漢書‐儒林伝〕

つたえ‐う・ける つたへ‥【伝受】

〘他カ下一〙 つたへう・く 〘他カ下二〙 うけつぐ。また、教えてもらう。
※観智院本三宝絵(984)下「この故に我宗の僧はみな此戒を伝へ受べし」

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普及版 字通 「伝受」の読み・字形・画数・意味

【伝受】でんじゆ

伝授する。

字通「伝」の項目を見る

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