伝駅(読み)デンエキ

デジタル大辞泉 「伝駅」の意味・読み・例文・類語

でん‐えき【伝駅】

律令制
宿継ぎ人馬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伝駅」の意味・読み・例文・類語

でん‐えき【伝駅】

〘名〙
伝馬駅馬
続日本紀‐天平五年(733)二月乙亥「太政官奏。遷替国司等。赴任之日官給伝駅。入京之時何乗来帰」
② 伝と駅。伝馬、駅馬、宿泊設備人夫を備えた設備。
三代格一八・延暦元年(782)一一月三日「因茲、路次伝駅疲弊殊甚」 〔新唐書‐百官志〕

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普及版 字通 「伝駅」の読み・字形・画数・意味

【伝駅】でんえき

駅伝陸路。唐・顔真〔銀青光禄大夫康使君神道碑録〕(開元三年に歸らんことをふ。勅書して襃美し、衣一、竝びに雜綵等を賜ふ。仍(よ)りて傳驛を給し、本州に至らしむ。

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