伽羅代(読み)キャラダイ

デジタル大辞泉 「伽羅代」の意味・読み・例文・類語

きゃら‐だい【×伽羅代】

江戸時代、客が遊女に与えた小遣い銭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「伽羅代」の意味・読み・例文・類語

きゃら‐だい【伽羅代】

〘名〙 (伽羅を買えと言って渡した代金の意から) 江戸時代、客から遊女に与えた小遣銭。また、遊里で、金銭のこと。
浮世草子・色里三所世帯(1688)下「鏡袋をあけて、金子五両是は伽羅(キャラ)代とて袖より袖になげ入て」

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