低次(読み)ていじ

精選版 日本国語大辞典 「低次」の意味・読み・例文・類語

てい‐じ【低次】

〘名〙 (形動) 低い次元。精神的な意味で、程度が低いこと。また、そのさま。低次元
芸術歴史人間(1946)〈本多秋五〉二「僕は『イーリアス』や『オデュッセイヤー』を翻訳で読んだのだが、現代のどんな作品に較べても、低次のものだなどとは考へられなかった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「低次」の意味・読み・例文・類語

てい‐じ【低次】

[名・形動]次元の低いこと。程度の低いこと。また、そのさま。「低次発言」⇔高次
[類語]低い下等下級低級低位低次元低劣取るに足りない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android