百科事典マイペディア 「住之江[区]」の意味・わかりやすい解説 住之江[区]【すみのえ】 大阪府大阪市の一区。1974年住吉区から分離。木津川と大和川の沖積低地で,かつては大部分が海だったが,近世に新田として開発され,以後商業地として発展。大正以降工業化が進み,臨海埋立地には火力発電所,貯木場,造船所があり,金属・機械工業,製材が行われる。南港地区の埋立地には港湾施設のほか,大規模住宅団地南港ポートタウン,見本市会場インテックス大阪,遊泳場,野鳥園などがある。南海本線,大阪市営地下鉄四つ橋線,ニュートラム,阪神高速が通じる。住吉大社に接して府下最初の公園住吉公園があり,一隅に航海の標識・高灯籠が立つ。20.61km2。12万7210人(2010)。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報