住居址(読み)ジュウキョシ

デジタル大辞泉 「住居址」の意味・読み・例文・類語

じゅうきょ‐し〔ヂユウキヨ‐〕【住居×址】

住居遺構洞窟どうくつ竪穴たてあな住居・平地住居の跡など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「住居址」の意味・読み・例文・類語

じゅうきょ‐し ヂュウキョ‥【住居址】

〘名〙 人間の居住したあと。特に考古学上、石器時代以降、人間が住み生活した跡を示す遺構をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「住居址」の意味・わかりやすい解説

住居址
じゅうきょし

人間が寝起きして生活した痕跡のある遺跡岩陰洞窟竪穴煉瓦石造のものなどがある。竪穴住居址は地面に掘込んだ床,壁,柱穴,炉跡などの形で残っている。岩陰,洞窟などでは,遺物,炉跡などが証拠になる。洞窟遺跡は,普通入口近くで生活していたと考えられ,旧石器時代から存在していた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android