佐伯達夫(読み)サエキタツオ

デジタル大辞泉 「佐伯達夫」の意味・読み・例文・類語

さえき‐たつお〔さへきタツを〕【佐伯達夫】

[1892~1980]野球指導者。兵庫の生まれ。早大卒業後、関西の中等学校野球の指導に尽力戦後中止されていた全国大会の復活に貢献し、昭和21年(1946)全国中等学校野球連盟(のちの高野連)副会長となる。同42年、第3代高野連会長となり、高校野球を発展させた。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐伯達夫」の解説

佐伯達夫 さえき-たつお

1892-1980 大正-昭和時代の野球指導者。
明治25年12月17日生まれ。大正9年全国中等学校優勝野球大会の審判委員となり,昭和21年日本中等学校(のち高等学校)野球連盟の設立とともに副会長,42年会長。「高校野球は教育一環」を信念とした。日本学生野球協会副会長。昭和55年3月22日死去。87歳。56年野球殿堂入り。兵庫県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の佐伯達夫の言及

【高校野球】より

…高等学校の教育の一環として課外活動で行われる野球。現在,高校生が行っている野球には硬式野球と軟式野球があり,いずれも日本高等学校野球連盟によって統轄されている。そのうち,競技人口が多く競技大会の規模が大きいのは硬式野球である。したがって一般的に高校野球といった場合,硬式野球を指すことが多いのが現状である。 硬式野球の競技会を代表する大会は,春の選抜高等学校野球大会(毎日新聞社,日本高等学校野球連盟共催)と,夏の全国高等学校野球選手権大会(朝日新聞社,日本高等学校野球連盟共催)である。…

※「佐伯達夫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android