佐伯 秀男(読み)サエキ ヒデオ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「佐伯 秀男」の解説

佐伯 秀男
サエキ ヒデオ


職業
俳優

本名
鬼武 秀治(オニタケ ヒデハル)

生年月日
明治45年 1月9日

出生地
東京市 赤坂区表町(東京都)

学歴
明治大学中退

経歴
昭和7年築地座座員となり、9年東宝入社、山本嘉次郎監督「あるぷす大将」で映画デビュー。新しい感覚をもった二枚目として主演格に昇り、入江たか子、霧立のぼるらと共演。17年大映へ転じ、以後脇役として現代劇、時代劇に出演。33年新東宝を退社してフリーに。主な出演作に映画「君と行く路」「雪崩」「忘れられぬ人々」などがある。また43年よりボディービルを始め、平成3年には第26回東京ボディービル選手権のマスターズ(50歳以上)の部で特別賞を受賞。最晩年まで“現役最高齢のファッションモデル”“現役最高齢のボディービルダー”として活躍した。

没年月日
平成15年 11月1日 (2003年)

家族
元妻=霧立 のぼる(女優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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