佐喜浜(読み)さきのはま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「佐喜浜」の意味・わかりやすい解説

佐喜浜
さきのはま

高知県南東部、室戸(むろと)市の一地区。旧佐喜浜町。直線状海岸の室戸半島東側にあり、近世初頭、土佐藩が佐喜浜川河口南岸に築港した漁村。国道55号が通じる。「俄(にわか)」が行われる佐喜浜八幡宮(はちまんぐう)の古式行事は国の選択無形民俗文化財となっている。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「佐喜浜」の意味・わかりやすい解説

佐喜浜
さきのはま

高知県南東部,室戸市の北東部海岸にある集落。旧町名。 1959年近隣町村と合体して室戸市となる。佐喜浜川河口にある市場町で,慶安2 (1649) 年掘削の内陸港をもち,かつてはブリ大敷網漁業地として有名であった。木材積出し港でもある。

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