佐藤 文生(読み)サトウ ブンセイ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「佐藤 文生」の解説

佐藤 文生
サトウ ブンセイ


肩書
元・衆院議員(自民党),元・郵政相

生年月日
大正8年7月21日

出生地
大分県別府市

学歴
明治大学専門部政経科〔昭和14年〕卒

経歴
昭和26年大分県議を経て、42年以来衆院議員に8選。弾劾裁判所判事、運輸政務次官、党広報委員長などを務めた。48年日航ジャンボ機がハイジャックされたドバイ事件で政府代表として犯人側と折衝、乗客全員の救出に尽くす。61年第二次中曽根内閣の郵政相に就任。久留米予備士官学校の教官時代、広島で被爆をした入校生をみて以来、原水爆反対の信念をもつ。永らく核禁会議理事。平成2年、8年落選し、政界から引退。旧中曽根派。油絵は政経画人展に2度も入賞。映画にも出演したことがある。米国政府学者ジェラルド・カーティス著「代議士の誕生」のモデル。

受賞
勲一等瑞宝章〔平成7年〕

趣味
ハンググライダー ヨット

没年月日
平成12年4月25日

家族
妻=那智 わたる(宝塚スター)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

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