佐野昭(読み)さの あきら

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐野昭」の解説

佐野昭 さの-あきら

1866-1955 明治-昭和時代前期の彫刻家
慶応2年生まれ。ラグーザ師事黒田清輝(せいき),久米桂一郎交遊。明治28年明治美術会展に出品。29年白馬会創立会員となる。赤坂離宮,新帝国議事堂の装飾彫刻を手がけた。昭和30年死去。89歳。江戸出身。工部美術学校卒。作品に「可美真手命像」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android