佐須景満(読み)さす かげみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐須景満」の解説

佐須景満 さす-かげみつ

?-1590 織豊時代の武将
天正(てんしょう)9年家督を相続して対馬(つしま)(長崎県)守護代となり,主家宗義調(そう-よししげ),義智(よしとし)を補佐する。豊臣秀吉が朝鮮国王朝貢の交渉を義調に命じたおり,その是非をめぐって家中柳川調信(しげのぶ)と対立。調信にはかられ,天正18年3月11日義智の兵に殺害された。初名は調満。通称は彦十郎,のち兵部(ひょうぶ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android